【学習塾ペガサス新長田教室】兵庫県高校入試の特徴的な制度
2023/02/13
兵庫県の公立高校受験では、学区制や複数志願選抜制度などの仕組みがあります。
特徴や注意点をよくチェックしておきましょう。
県内5つに分かれる「学区制」
兵庫県の公立高校には学区制があり、県内が5つの学区に分かれています。
学区 | 市郡 |
第1学区 | 神戸市/芦屋市/洲本市/淡路市/南あわじ市 |
第2学区 | 西宮市/宝塚市/尼崎市/伊丹市/川西市/川辺郡/三田市/丹波篠山市/丹波市 |
第3学区 | 明石市/加古川市/高砂市/加古郡/小野市/三木市/加東市/加西市/西脇市/多可郡 |
第4学区 | 姫路市/神埼郡/たつの市/相生市/赤穂市/宍粟市/揖保郡/赤穂郡/佐用郡 |
第5学区 | 豊岡市/美方郡/養父市/朝来市 |
一般選抜では、お住まいの学区にある公立高校にのみ出願できます(隣接する学区にある高等学校にも出願できる地域もあります)。ただし、専門学科の一般選抜では県内全域から受験することができます。
推薦入学では、単位制普通科・専門学科・総合学科は学区外からの出願も可能です。特色選抜では、県内全域が通学区域となります。
一度に2学科を受験できる「複数志願選抜制度」
複数志願選抜制度とは、公立高校の受験で第一志望と第二志望を同時に志願できる仕組みです。第一志願のみでの志願もできる全日制普通科(単位制を含む)と総合学科の一般選抜で取り入れられています。
この制度を使って受験すると、第一志望校の合否判定のときに「第一志望加算点」がされて、第一志望の合否判定が優先されるようになります。
学区 | 第一志望加算点 |
第1学区 | 25点 |
第2学区 | 20点 |
第3学区 | 25点 |
第4学区 | 30点 |
第5学区 | 30点 |
現状の学力や志望校の難易度に合わせて、複数志願選抜制度をうまく利用してみましょう。
例えば、難易度の高い「挑戦校」を志望したい場合は、第一志望に挑戦校を、第二志望に合格圏内の高校を選ぶと良いでしょう。
挑戦校を第二志望で受験すると、その高校を第一志望で受験している受験生には加点がある一方で、第二志望の受験生には加点がないため、得点上不利になってしまうからです。
逆に、合格安全圏の高校を第一志望で受験し、加算点を使って合格をより確実にする方法もあります。
なお、複数志願選抜制度を使うには、2つの志望校がどちらも同じ学区(または隣接区域)に入っている必要があります。第一志望校は第1学区、第二志望校は第3学区、というような選び方はできないので注意しましょう。
出願後に一度だけ変えられる「志願変更制度」
志願変更制度は、一般選抜への出願後、志願変更期間中に一度だけ志望校・学科を変更できる制度です。
2月中旬に出願したあと、3月初旬に倍率などの出願状況を見て、条件を満たせば一度だけ志望校を変更することができます。
先にご紹介した複数志願選抜制度との組み合わせを考えると、志願変更が可能なのは次の4パターンになります。
①単独選抜実施校(複数志願を実施しない高校)から、別の単独選抜実施校への志願変更
複数志願選抜実施校から単独選抜実施校への志願変更
③複数志願した際の第二志望校の志願変更
④単独選抜実施校から複数志願選抜実施校への志願変更
同じ志望校の別の学科への志願変更のみ可能です。この場合、第二志望校を志願することはできません。
注意したいのは、複数志願選抜実施校の間での第一志望校の変更ができないという点です。複数志願選抜制度を利用する場合、第一志望にする高校・学科は特に慎重に選びましょう。
志願変更が締め切られると、倍率などが再度集計されて発表されます。
「あの高校、思ったよりも倍率が低い!」と第一志望を変更したら、他の受験生も同じく変更していて倍率が急上昇……といったことも起こりうるのが難しいところです。
受験成功のためには、最新の入試動向とお子さまの実力を把握して、しっかり受験戦略を練ることが大切です。
志願変更は、学校の先生や塾などの専門的なアドバイスを受けながらするのが良いでしょう。
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